公開日: 2024年2月29日 - 最終更新日: 2024年2月29日

200系ハイエースのリアホーシングの左右のズレについて。

Takeuchi
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息の長いロングセラーのハイエース200ですが、

当店も色々とさせて頂いていて、まさかの新しい発見でした。

とあるユーザー様からの依頼で

『リアタイヤの出面が違うのを出来るだけ修正してアライメントを調整して欲しい』との事で大阪南部からお越し頂きました。

『他店ではこれ以上調整は無理です』と断られた様で

取り敢えずみて見る事に!

リフトで車体を上げてロアリングブロックが玄武さんの物と確認!

車体とホイールに糸を張り出面を確認!

左に約2ミリホーシングが寄っているみたいで

ブロックを挟んでいるUボルトのナットを解き

ホーシングがフリーの状態にして動かしてみようとしましたが動かず。

ん? 装着してから時間が経つからひょっとしてサビが廻って動かないのか?

リーフも変わっているから動かないのか?

色々考えながらまずは一度外してみて見る事に!

外して汚れやサビを拭き取り綺麗にしてブロックを左右に動かすと

あれ?こんな動きやったかな?もうちょっと動くはずと違うかな?

と思い、外してみたら楕円形の横幅が狭く感じたので、

たまたま在庫に有る2インチのブロックと見比べて見ると↓

こんな感じでした。(笑)

この店で約7年!

何台も玄武さんのブロックを見てきたのですが、

こういう経験は初めてでした。

恐らく他車応用品では無く、旧製品なのだろうと思われます。

上面も少し違っていて↓

左が現行品で右側が旧型?

ホーシングのセンターを合わせ易い様に現行型はテーパーになってますが、

旧型は丸い出っ張りです。

装着して横から見る分には同じロゴを使っているので解らないです。

外して単体で見て初めて分かりました。

唯一、装着してある状態で疑うなら

Uボルトの幅が現行型より若干細いです。

なぜわかったかと言うと↓

玄武さんのブロックに入っている物なのですが、Uボルトを締める時に

内外のボルトの隙間をこれで合わせる為の治具なのですが、

これが旧製品のボルトに取り付けるとスカスカで明らかにボルトが細いんでしょうね!

筆者も初めは『ん?錆びて痩せて細くなっているのかな?』

みたいに思い込んでいました。

今思うと別モンでしたね(笑)

結果、現行の製品をお買い上げ頂き、

無事右側に移動する事が出来ました。

そして最後にアライメント調整をさせて頂いてお渡し致しました。

御用命頂き誠に有難う御座いました。🙇‍♂️

 

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Takeuchi

1968年式 性別 男 バイクをいじる事から始まり、カーオーディオ取り付けを主に カーショップで20年ほど勤めていました。 趣味は食べ歩き 愛車はワゴンR。(以前はカメラードのスーパーチャージャーが搭載のステップワゴンRF1に乗ってました)・ミニカー登録のバギーとアドレス125に乗っております。 今後は、皆様に愛される店づくりを目指して行きます。 どうぞ、宜しく御願い致します。
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